2009-01-01から1年間の記事一覧

京都レッツラーン大学校の設立に向けて

京都レッツラーン大学校の実質的な活動が始まって,1か月が経過しました.その間,わが国の政権も目まぐるしく動いています.「コンクリートから人へ」ということでさまざまな政策が打ち出されています.一方,大学については来年度の入試に向けての活動も…

京都府と京都レッツラーン大学校の契約が成立

京都府の緊急雇用対策の一環として募集されていたNPO法人向けの提案型事業に「セイフティーネットとしての京都レッツラーン大学校」という事業名で応募していました.その採択が内定していたものの,いろいろな手続きで遅れていたのですが,やっと契約書…

ドイツでの研究交流

パリのOECDでの打ち合わせと,ベルリンでの日独共同シンポジュウムならびにワークショップに参加するために9月6日から13日まで渡欧しました.OECDでは来年早々に開催を予定している国際フォーラムでの日程とテーマについてOECDのパトリック…

福祉国家は危ない綱渡り

8月末の衆議院選挙で政権が移動することになりました。このことはわが国の議会政治史で特筆すべき出来事です。これまでの自公連立から民主党の主導による革新勢力の政治に転換されることになりました。これで福祉関係の事業が拡大するでしょうし、さまざま…

韓国とフランスの教育基本法

先に教育基本法に対して学習基本宣言を考えてみてはと提案しましたが、教育基本法は他の国ではどのようになっているのでしょうか。韓国とフランスの教育基本法についても文部科学省のホームページからアクセスできたので、その一部を紹介します。韓国教育基…

学ぶことと食べること

このところ,年に1−2回はヨーロッパを訪れています.最近では,6月初旬にポーランドのグダンスクで開催されたEDEN(European Distance and E-Learning Network)の会合に出席して最近の研究の状況を報告しました.グダンスクはポーランドがソビエト専制…

教育基本法と学習基本宣言

わが国の大学では,現在,授業改善を図るためにFDと称される運動が推進されています.授業の教育効果を高めるために,教授法の改善が行われているのです.なかには「板書は分かりやすかったか」とか「説明ははっきと聞き取れたか」といった小学校の授業改…

不況時の企業の削減と損失

アメリカに端を発した昨年後半からの景気後退は,世界的な規模でさまざまな影響をもたらしていますが,新聞紙上では毎日のように人員削減と,企業利益の損失が報じられています.○千人の人員削減とか○千億円の経常利益の損失といった表現がなされています.…

セイフティネットの構築と学習開発専門家の育成

3月29日の日曜日に日本教育工学会主催のFD研修・ワークショップが開催されましたが,その実施をわれわれの研究所が担当することになりました.これまで大学の学生の授業,中学校初任者の研修などで実施してきましたが,主として大学の教員を相手の研修…

専門職教育と公式外学習と教育費

2月21日に関空から出発してパリにでかけました.23日にはボローニァプロセスに対してフランスがどのように対応しているのかについて専門職免状を与えているCNCP(Commision Nationale de la Certification Professionnelle)のMadame Anne-Marie Charaudから…